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王の楊式太極拳ohtaichi
2025-05-23

站椿を極める。秘密は坐道にあり。楊式太極拳の極意

太極拳の源流は坐道にあります。 坐道でも特に、玄牝抱球を極めれば、太極拳の基本は完成したと言われます。 正座して座り、その膝の上に玉を抱くこの坐道は、このまま立つと站椿になります。 包球站椿は、最も基本的な站椿であり、太極拳の套路の予備式にて玉を抱きます。 武道クラスでは、両手を前から両手でつかまれた場合は、太極拳には多様な技がありますが、この站椿だけで相手を制していく技を稽古しました。 この稽古風景と站椿について、YouTubeに動画をアップロードしましたので、是非ご覧下さい。

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王の楊式太極拳ohtaichi
2025-05-18

楊式太極拳・十三勢の原理をYouTubeで公開しました

楊式太極拳は別名十三勢と呼ばれます。 十三勢は四正手・四隅手・五行で、人間の生命の営みにある全ての勢いをこの基本原理で現しています。 中国古代からの万物の法則には、三才があります。 天地人です。 四正は天を表し、いわゆる普遍の空間です。 四隅は地を現し、無始無終の時間の流れの中で普遍の変化があります。 そして、五行は人で、その時空の中に立って初めて、前後左右と、自分が立つ中定が生まれ、天地と一体になって生きていくのです。 この全ての勢いを思いだしていくのが、武当山伝統の楊式太極拳です。 紀元前から培われてきたこの太極功は、生命に宿るあらゆる勢いを思いだし、そして暢やかにし、自分の体をあらゆる外敵や病気から守り抜いていく鬼神の功法なのです。

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王の楊式太極拳ohtaichi
2025-05-17

鬆掌という柔らかい掌の不思議な勁

  先週の木曜日の夜間クラスでは、意外と知られていない、鬆掌(鬆いだ掌)の不思議な勁について説明しました。  放鬆に基づく、鬆腰や鬆跨は結構知られていますが、鬆掌、鬆頸、鬆肩などまだまだ多くあり、套路を続けているとこれらが全て思い出され、怪我防止や健康効果には抜群です。  鬆掌は、特に抱掌などでわかりやすく稽古できます。  この鬆掌で身体を触られると、まるで粘りつくような勁によって制覇されます。沾粘勁であり、套路にて、この鬆掌は全てに備わります。  夜間クラスでは、握手のように手を合わすのですが、握っていないのに鬆掌によってまるで握っているように引き寄せられる経験もしました。  これは太極拳に備わる八卦掌ですが、この不思議な勁を全員に経験してもらいました。

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王の楊式太極拳ohtaichi
2025-05-11

楊式太極拳の極意・胸に玉を抱いて全てと連なる・抱球勢

楊式85式太極拳の套路には、攬雀尾や野馬分鬃その他多くの型の前過渡式に、抱掌があります。 抱掌は、多くは抱球勢、中には玉女穿梭の時のような抱玉勢、時には、攬雀尾掤勢の時のような掤勢の時などにも抱掌があります。 今回は、この抱掌の内、抱球勢によって相手と連なり、まるで玉を転がすような奥義を稽古しました。 これも連のテーマの一環であり、この稽古風景を公開しましたので、前回に引き続きご覧下さい。 人間は、四つ足動物であり、この抱球勢は母親のお腹の中にるときから保有している、大変大切な勢いです。 この抱球勢は、坐道の「玄牝抱球」から開合座にて涵養できます。 毎日のこの坐道を極めれば、ほぼ太極拳の中心となる抱球勢が思い出されます。 この抱球勢をニュートラルとして開合することで、収縮と拡散の原理が全て思い出され、十三勢の四正手の第一勢としての攬雀尾の掤勢があるのです。

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