@sptr 僕も見ました。 #関心領域 。
そういや、大戦中には僕の通っていた小学校のほぼ隣に連合軍捕虜の収容所があったらしいです。
捕虜の皆さんは当然食事や待遇に不満も出たようですが、鉄条網の外も同じようだったようですが。
映画「関心領域」通称カンリョ観た。
なるほど。
やりたかった事は解る。
壮大な出オチ。
もったいないな。
#関心領域 感想
・ヘフ家の一挙一動を見ていれば分かるが、本作は一貫して自分が大量虐殺に加担しているのをしっかり理解している人たちの映画だ。もちろん悪の凡庸さではない。とても厳しいがあの街の人間も塀の中で何が行われているか知っているのだ。とりわけ妻のヘートヴィヒは家庭に結びついている分、一つ一つのセリフが夫のルドルフより残酷に観客に響く。これは現代人が見ると圧倒的に虐殺に兵士として加担しているよりも、ヘートヴィヒのように家庭人として家族と関わっている人の方が圧倒的に多いからで、製作者も意図して演出しているはず。
・現在でも戦争や侵略の話になると、女性と子どもの被害を強調して語られるが、本作ではその女性と子どもが積極的に残虐性に加担している。あまり批評に触れられていないが、私はヘフ家の子供たちの遊びに残虐性が出ていると思ったし、何ならそれが一番怖かった。子供たちだし、あの塀の中を見ていない訳がないし、親に黙って必ず隠れて見ているはずだ。そしてそれを違和感なく受け入れている。
“実は「関心領域」に似た明るい色彩が、 戦後間もない時期の日本にも存在したのです、 駐留軍の家庭に…。” / “「関心領域」みたいな写真(1950年・仙台) - 佐藤いぬこのブログ” https://narasige.hatenablog.com/entry/2024/07/27/101730 #関心領域
「#関心領域」ようやく見に行った。想像していたよりもはるかに恐ろしい、非常に良く出来た歴史ホラー映画でした。
よく「リベラルは寛容だ何だというなら、差別表現にも寛容であるべきではないか」と言う人がいますが、本作には政治的差別を”絶対に”許容してはいけない理由が詰まっています。 https://twitter.com/crowclaw_109/status/1799496148723605644
ある一家の日常が描かれるもそこには銃声や悲鳴が聞こえてくる... 映画 #関心領域 ネタバレ感想まとめ https://togetter.com/li/2378145
そうだね。ことあるごとにアウシュビッツと言わずとも"凡庸な人々にかかる戦争という犯罪"については理解を押さえなおしたほうがいい。「相手が増長するから」「先にやってきたのはあいつら」「仕方なかったんだ。それが時代、それが戦争」…
嘘ではない。無力に打ちひしがれる時間はとても短い。それでも【過ちを犯している】という自覚、他人事ではなく自らのことと認識しなおす時間は大事。
#映画 #洋画
#今見てきた面白い映画
#映画好きと繋がりたい
「 #関心領域 」を見てきました
#アウシュビッツ収容所 の横で
生活する所長家族の様子を
描いた映画
若干キャラは歪んでいても
仲のいい家族の
ほのぼのホームドラマ
でも、音が画面に合わないせいか
違和感ありで、
気持ち悪い映画です
所長妻はヤバい人かもしれないけど、人間はこうやって自分を騙すことができるんだ、って気もするかなー…
#関心領域
知識がないとわからないのかな?というシーンもあった
白黒シーンで果物を置いてる少女のシーンとか(収容者に食べ物を与えるため?)
電話してる所長のところに女の人が来るシーンとか(買春ってこと?)
川遊び中に「灰」が流れてきて慌てて帰るシーンは、穢れ意識みたいなものなのかな…
#関心領域
序盤から「(収容者の)ハミガキ粉からダイヤ見つけたのいいでしょ」とか話しててヤバさがあるのだが、似たようなヤバげな話をする遊びにきた母親は夜中にも燃え続ける焼却炉の火を見て黙って去る
ここが私の理想の家✨ずっと住みたい✨な所長妻は一段ヤバい人なのでは…
#関心領域
去年やってた「ヒトラーのための虐殺会議」の続きの話って考えると、あの会議を平然とやれてた人たちだから敷地の隣にも平然と住める、のかな…
#関心領域
なんかこう、「どうすんのこれ」みたいな映画だった…
どうもできません史実です……
#関心領域
“松尾貴史が選ぶ今月の映画『関心領域』 | Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)” (1 user) https://numero.jp/20240529-cinema-takashimatsuo/ #関心領域
『関心領域』続き。
監督が言うとおり、現在の話として撮られている。
塀の向こうで何が起きているのか、明確に知っている人、なんとなく知っている人、知らないけれど「異様」を感じる人。
塀の向こうからの音がまったく気にならない人、気になって行動にうつす人、気になって逃げる人、気になっていないつもりだけれど確実に影響を受けている人。
登場人物だれもが、現代のだれかに当てはまる。
映画は観客に「君のことだ」、と言ってくる。
観ながら何度も、思わず「こいつら狂ってる」と思ってしまう。けれど「狂ってる」と思ってしまってはいけないのだ。彼らはぜんぜん狂っていない。彼らは私たちと同じ人間だ。
私も、世が世なら、彼らに混じってガーデンパーティーを楽しむかもしれないのだ。
たまらなく怖い。
そんな怖い人間にならないためにも、今、ここで、踏みとどまらねばならないのだ。
ルドルフ・ヘス所長といえば、コルベ神父さまの身代わりの申し出を「許可」した人。
アウシュビッツ=ビルケナウで、ヘスの絞首台を見たことは覚えていたが、邸宅を見た記憶がなく、写真をあさっていたら、あった。
見学できないエリアだった。
『関心領域』続き。
お父さんの出張先(ベルリン?)での会議は、どこの企業にもある会議。
配付資料を示しながらプレゼンするお父さん。
「絶滅」計画の遂行。
邸宅での子どもたち。兄に羽交い締めにされて温室に閉じ込められる弟。弟を眺めて楽しそうな兄。何の「ごっこ」なのか。
自室で遊ぶ弟。塀の向こうから聞こえる怒鳴り声と叫び声を聞きながら、「二度とするなよ…」と真似してつぶやく。
お父さんのアウシュビッツへの復帰が決まり、夜はパーティー。
関心なさそうに人混みをぬって、階段をのぼって一人で会場を見下ろすお父さん。
奥さんに電話。ヒムラーに「ヘス計画」と名付けてもらえて嬉しそう。
パーティー会場の人々を全員殺す計画を考えてみたが、天井が高くて(ガスでの毒殺は)不可能だと語るお父さん。
いつでも「仕事」の能率アップを考えている「真面目」なお父さん。
一人でらせん階段を降りるお父さん。突然吐き気をもよおす。
吐き気が止まらない。医者の診察も受けて肉体的には問題無いのに。
挟み込まれた映像は、現代のアウシュビッツの、開館前の政争の様子。
無数の鞄。無数の靴。お父さんの「仕事」の成果が積み上がっている。
(続)
『関心領域』続き。
奥さんの母親が邸宅に滞在しにやってくる。
きれいな寝室や自分がデザインした美しい楽園のような庭を見せる奥さん。
17歳の時からの夢を叶えた娘を幸運だと喜ぶ母親。昔の知り合いのユダヤ人はもういない。革命思想よねと嫌悪しつつ、そのユダヤ人の家のカーテンが欲しかったと語る奥さん。
誕生日プレゼントのカヌーをこいで、お父さんは子どもたちと川で遊ぶ。
川で泳いでいると濁った水が流れてきて、異常を感じたお父さんが手でその水をすくった次の瞬間、慌てて川を出て、子どもたちにも川から出ろと叫ぶ。
子どもたちをカヌー乗せて、雨の中、引っ張りながら川の中を歩いて急ぐお父さん。
帰宅後、子どもたちを慌てて洗う。黒い何かでシンクがシンク(風呂?)が汚れる。
庭にたくさんの灰がまかれる。その灰を肥料にして、花も野菜も育つ。
ガーデンパーティーのさなか、お父さんが自身の異動を奥さんに告げる。なんで今言うんだと怒る奥さん。
お父さんは黙ってつかつか歩いて去り、私に背中を向けないで!と怒鳴りながら追う奥さん。
頑張って念願の庭をデザインして手に入れたのに異動!?一人で行きなさいよ!と川の畔で夫婦げんか。
(続)
『関心領域』を観てきた。
先週金曜日からの公開なのに、すでにパンフレットは売り切れ。
ほんとうに、「映画館でなければ観る意味が無い作品」だった。
川遊びを楽しむ一家。
お父さんが奇抜な髪型。
お父さんの誕生日を祝う風景。
お父さんが軍服を着ている。
お父さんが出勤する。高い塀の向こうに見える、強制収容所。
洋服を分け合う女性たち。
歯磨き粉の中から見つかったダイヤの話。
常に怯えたような表情の使用人。
毛皮のコートを試着してなにかを見つけクリーニングを指示する奥さん。
夜中に廊下に出てきてしまう、不眠のような夢遊病のような子ども。
ベッドで、人間の歯を、おはじきかビー玉かのようにたくさん集めてしげしげと懐中電灯を当てて見つめる子ども。
書斎にて、効率よく「荷」を焼却するシステムを開発者(研究者?)がプレゼンし、合理的だと感心するお父さん。
昼も夜も、高い塀の向こうからは、叫び声、うめき声、泣き声、怒号、銃声が聞こえてくる。どんなシーンでも絶え間なく、聞こえてくる。